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パパッとわかる お金の基礎知識

【第2回 保障】

浅村FP事務所 ファイナンシャル・プランナー 浅村由美

わたしたちの生活は、さまざまなアクシデントに囲まれています。例えば、稼ぎ手の死亡、病気やケガでの入院・・・。第2回目は、このようなことから家計を守ってくれる「保障」について考えてみましょう。

●必要保障額を考えて!

家計にダメージがあったときにも、それまでの貯えなどでカバーできれば、問題ありません。ところが、それができないと家計は破たんしてしまいます。そんな事態に陥らないようにするために、保障があるのです。そして、保障は、「国が強制的に行っている社会保障」と「自分の意思で行う民間の保障」に分けられます。

みなさんが加入している共済や保険は、民間の保障になります。この共済や保険には、何か困ったことが起きたときに、家計が経済的に困らないように加入しているはずです。だとしたら、加入するときには、「いくらぐらい困るのか?」を考える必要があります。これが、必要保障額です。必要保障額は、死亡や入院などのアクシデントが起きたときの、収入と支出の差額になります。このように、「足りない分を民間の共済や保険で準備する」という考え方をしてみましょう。そうすれば、家計のダイエットができるかもしれませんね。

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